― 台所 ―
うーん…止められないんだろうねぇ。
[エーリッヒの心内は解らないため、少女の言葉>>64には唯笑うしか出来なかった。
痛みに眉を寄せるベアトリーチェを見守る最中、彼女の視線が動けばその仕草を追ってユーディットを見詰める。腕に見えたのは、蒼い花。]
…刺青、ですか?
[瞬いて、問い掛けた言葉に返答は有るか如何か。
その痕に気を取られて、本来の性を示す細々>>65には気付かなかった。
掌の上の小さな手が、薬、と言う言葉に反応したので其方に視線を戻し]
うん、お薬。
大丈夫だとは思うけど…もし膿んだら、もっと痛いから。
…嫌?