足の方ね、分かった。
[頭の方を受け持つカオルの方がきっと負担は大きい。
気遣われているを感じていた]
カオルちゃんも無理しないでね。
[毛布ごしにアズマの存在を感じはするが
覆われているからか生々しさは少しだけ薄れる。
廊下を折れて暫く歩めばmibouの眠る奥の部屋がある。
カオルと共にアズマの躯を部屋の床へと寝かせた。
明るい声音の軽口が聞こえふっと目許が柔く緩む。
靴を履かずに井戸に向かったアズマを追いかけてた先で
アズマとカオルの二人と合流した際の光景が重なるように過ぎり]
mibouさん美人だし――…
二人きりだとアズマくんテレちゃうかもね。
カオルくん、先に戻っててくれる。
私もすぐに、行くから……