─ 2階・廊下 ─[挨拶>>63に反応するように抱き締めた腕に力を込める。頭へと乗せられる掌が優しくて、無意識に止めていた息を緩やかに吐いた]……食欲、無いの。飲み物以外、喉を通る気が、しなくて。[顔は上げないままに問いかけに返す。ヒューバートの顔を見たことで安堵し、気が緩んだせいで現状を思っての震えが現れ始めた。抱き締めているため、その震えはヒューバートにも伝わったことだろう]