―階段踊り場→1F階段前―
[責めるな、という諏訪の言葉>>57に強く首を振る。
あんなに怯えていた自分が馬鹿らしい。味方がいないほうがよほど怖い。
それでも宮町はどうにか戦っていたというのに。
自身の行動を振り返れば、無様としか言いようがない。]
[桐谷と露島の姿を認める。涙でけぶって彼らの顔が見えにくい。
露島が崩れ落ちるが、それを気にかける余裕がなかった。
百乃喜のことで諏訪が桐谷と話している。>>59
アズマはぼんやりと聞いた。]
どうして、こんなことに、なったの。
……なんで?
[訳が分からなかった。思考が整理できなくて、思わず言葉をもらした。
答えは返ってきたのだろうか。なんにせよ頭を振り、宿直室へ向かう。]