[オリガに抱きしめられたまま、どこかから聞こえる笛の音に一度瞬く。 ユーリーが吹いているとはしらないけど、オリガは知っているようで] …… うん……きれいな、おと……[こくりと頷いて、離れるオリガに涙がかわいた瞳を向ける] ……ふえの、ところに、いく?[まだ起きないウートラに一度視線をやってから、オリガにといかけた]