[その時になって、もう一つベルトに挟んだままになっていたエーリッヒの銃の存在を思い出す]ああ…[沸き上がる思いは苦い血の味がした]結局、お前を殺したのは、俺か…エーリッヒ。[朱に染まった金髪の青年の傍に跪き、その手に銃を握らせる]