―中庭―[治療やらなんやを終えた後、レイスを伴って中庭へ出ます。さすがに操られている者を一人自由にはさせられません。水と火の両方の道を避ける必要があった為、辿り着いたのは幾分か時間が過ぎた頃でしょうか。]なんてーか・・・余裕なヤツだな[穏やかな音色の主を探して視線を向ければ、泉の傍に白龍の青年の姿がありました。邪魔をする気はないので声はかけず菓子の木の方へ歩みます。少しでも魔力の消費を防ごうと転移は使わずにいるのでした。]