[遠くない位置、感じる気配。右の瞳がきょと、と動く]……クリーチャー、か。は……実験体のテストエリアも兼ねてます、ってとこか?…………趣味悪ぃ…………。[吐き捨てられる短い言葉。そこにこもるのは、明らかな嫌悪]……まあ。慣らしにゃちょうどいいか。[一転、のんびりとした口調で呟きつつ、すい、と右手を翳す。どこから取り出したのか、指の間には漆黒の針が数本。それを、ごく無造作な動きで、こちらを伺う気配へ向けて投げつけた]