― 深夜/談話室 ―
[流石にこの時間、談話室は静かで、灯りは持ってこなかったから手探りで目的の物を探して……
ぱくり もきゅもきゅ ごくん]
……あ、スイートポテトパイだ。
[もしかしたら半分寝てるんじゃないかというくらいにのんびりとパイの種類を判別する]
……ん?
[誰もいないと思っていた廊下から聞こえてきた話し声>>58に、パイを咥えたまま廊下を覗き込む]
(マテウスさん、と……あれ、行商人かな?)
[直接会ったことはなかったが、確かに見覚えのある姿と噂通りの胡散臭い物言いでそう判断する]
(……ありゃ、確かによくない噂が立つの解るわ)
[関わるのは面倒と会話が終わるのを待って部屋に戻った。
……手に、新しいアップルパイを持って*]