―― 宿泊施設・アーベルの部屋の前 ――[ノーラに告げた言葉は、彼女からすれば意外だっただろう。昨日話を聞いたときは「嫌だ」と口にしていたのだから。だけど、今の自分はそうする事が当然だと思っている。] わかってる、ちゃんと。 うん、できれば誰も殺したくないよ。 でも、それが俺の役目なんだ……花が、あるから。[ノーラが人狼かもしれないとか、それは考えていなかった。それは、アーベルにも、遅れて顔を見せたゲルダ>>60にも聞こえたか。小さく、アーベルが呟く声が聞こえた>>52]