―ヘリの近く→扉へ―――アーベル。 行くのよ。[鉱石の眸は――何を浮かべたろう。]…おいては いかないわ[――もう、たくさん おいてきてしまったから これ以上は。このまま、石になってしまうのは。彼の眼には映っているのか。欠損した指先が見えても手を取ってヘルムートに、手伝ってくれるよう頼み、研究所へと向かう。]