[イヴァンの言葉>>67に、静かに頷く。
新しいシーツを持って戻ってきたイヴァンから
仮包みした理由を聞くと、感心したように声を漏らし]
イヴァンさんは優しいんですね。
私なら多分そこまで気が回らない。
[ギュンターの事を感じ取り、
一瞬動けなくなるくらいには動揺してしまったから、
そんな感想を漏らして、シーツが丁寧にはがされるを見、]
――…そちらに移動させた方が良いなら、
動かすのを手伝いますが、
[床に広げられたシーツへと目を遣り、イヴァンに確認しながら
ギュンターの目許に一度手を翳して、
そうして、遺体の右手を取り、それから大きく裂かれた左手を――、]