─ 団長の部屋 ─
[カヤの促し>>66に応じたヘルガがその手を借りて立ち上がる。>>67]
いえ、謝られるような事では。
[紡がれた謝罪に短く返した後、深紫は団長の亡骸へと向く]
……幻燈歌に謡われる役割に殉じよう、とでも。
考えられたのやも知れませんね。
[考えがわからない、と零すエーリッヒ>>70に告げるのは自身の推測]
『双花』は、人々を導く者、と謡われる存在。
牙を寄せると知りつつも、先頭に立とうとなされた……と考えれば、合点も行きます。
[その結果を考えていなかった、とは思えぬが、あながち間違ってはいないだろう]