葉ノ介お兄さんも、ありがとう。いっしょ、してね?[自分のお願いに黒江が頷いてくれたのを見れば安心したように微笑んで首をかしげ。玉座の祭壇から王の話を聞けば、ここにいるだれかがじょおうさまにイジワルしたらしいということは伝わったが、それが信じられなくて王様の顔をじっと見つめ。ナタルの手をぎゅっと握って、王様のお話が本当なのか問いかけるようにその顔を見上げた。**]