[連絡を取るべきか、否か。悩みながら、周囲を見回す]……っつーか、あいつら。無事かねぇ……。[ふ、と、脳裏を過ぎるのは、ついさっき知り合った者たちと、何やかやと付き合いのある警備員。後者はともかく、前者は、と。思った矢先に聞こえたのは、当の少女の、声。>>57]……はい?[振り返れば、目に入るのは声もなく崩れる姿>>59で]ちょ、まっ![何があったか、までは一見して把握できないが、やたらと色めき立つ群衆の中で気絶というのは、と。とっさ、そちらへ駆け出していた]