[傍らで氷精がすっ飛んで行ったが、残念ながらそれを認識できる状態にはなかった]リッ、リディ殿……?[漸く出た声は完全に裏返っていた。見た目には反応していなかったが、実際そのような行動に出られるとまた別らしい。身体を離されて>>69がく、と膝を突く]……大、丈夫、だ。[精魂尽き果てたようで全く説得力のない返し。纏めていなかった髪はやや乱れていた。丁度マテウスに声を掛けられれば>>68、已むなくその厚意に甘んじる形となるか**]