― PC室前 ―
わ、わたしが、私のせいで……
[かしゃん、とコップの割れる音を耳は拾ったけれど、意識にまではのぼらない。
一之瀬>>67に応えるかのように、己をせめる言葉を口にして]
マリーさん、怒らせちゃって……、飛び出していったから、だから。
私が、あんなこと、言わなきゃ……
[肩に触れる一之瀬>>70の手が震えているのを感じる。
桜子の躰もまた小さく震えていて。
離れた位置で立ち止まった川島に気づく余裕もなく。
真崎>>71の声に恐怖に染まった瞳が向いた]
――血が、いっぱい、で……どうしよう、私のせいだ……