人狼物語 ─幻夢─

62 空から降る星・魔獣の欠片


翠樹学科2年 ユリアン

―湖畔エリア―
[>>72音が聞こえにくくなったのは痛手だったが、それであきらめるはずもなく。
 ただ、ハインリヒが鉱石を落として言っていることには気づかなかった。

 真空の刃があったったことを、空気にかすかにまじった血の臭いで感じ取る]

 ――っ! っと、やばっ、風よっ!

[さて、次の手は、と考えたときに足元の大地が姿をかえる。
 熱くうねる溶岩がじゅうと音を立てて靴と足をやこうとするのに、とっさに風精に頼んで空へと浮かび上がる。
 短い一言でも望みの事が――空中にうくぐらいの簡単なことなら叶うのは親和率が高いからだった]

 ひえー、おっそろし……

 大地よ、あらぶるその身を鎮め、かの者の立つ場を穿て!

[溶岩になっていない場所へと降り立ち、大地の精霊へと頼む。
 溶岩が普通の大地へと半ば代わり、その土を補うかのようにハインリヒの足元のに落とし穴のようなくぼみが出来る]

(74) 2010/12/22(Wed) 21:47:33

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