[人狼伝説を記した本の最初には幻燈歌が載せられている]『〜何れの地より彼らが来るか。 何れの刻より彼らが在るか。 それ知る者は世にはなく。 ただ、伝わりしは幻燈歌。 朱に染まりし月の映すゆめ...』[少年はそれを、子守唄のような独特の旋律に乗せて歌う]