─住宅街・マンション前─[振り返る事無く向けられた、言葉。ふ、と笑って肩を竦めた]確かに、非力な一般人には違いないが。……逃げ隠れしてるだけでは状況が好転しないのは、文字通り『身を持って』体験してるんでね。それに、伊達や酔狂だけで超常現象追い回してるわけじゃない。それなりの、護身術は心得てるさ。[さらりと言いながら、それでも。史人の邪魔にならなそうな位置を測り、そこに立ち位置を定める]