─ 玄関 ─[玄関に向かい、執事と客人の姿を認めると会話の邪魔にならぬよう少し離れた所で立ち止まろうとした。が、客人からの声>>74に執事から一歩引いた所まで近付いてから止まり。]オードリー様、いらっしゃいませ。お話の最中にお邪魔してしまい申し訳ございません。[ゆっくりとした動作で頭を下げると、微かにふわりと微笑んだ。彼女の夫君が健在だった頃から知っている為、どうしても名前で呼んでしまうのだが執事から窘められるだろうか。]