─ 渡り廊下 ─[祈りの最中に増える気配>>75。丁度、聖句を唱え終え、組んでいた両手を解いて顔をそちらへと向けた]アーベルさん……[ほんの少し、ホッとしたような表情。近くをうろついていた白猫を抱え上げ、しゃがんでいる体勢から立ち上がった]団長さんでも敵わなかったのですね…。…私達でどうにか出来ることなのでしょうか…。[抱えた白猫を撫でながら、視線を落として呟いた*]