─中央部・廃墟─ふぅん。なぁるほぉどねぇ……[噛み付かんばかりの勢いのヴィリーと、至極暢気に話す『グリズ』と呼ばれる剣の掛け合いをニヤニヤと見ている。そしてグリズから訊ねられたことに、こてり首を傾げると]ん。ありがとぉ。それに、アエーシュマはわたしの分身だからねぇ。ま、キミもなかなかのもんだったよぉ? [そう言って、サイもどきに乗せられ去っていくヴィリーと愉快な仲間たちを見送った。]いつでも来てねぇ。…………その時は、しっかり身体で返してもらいますけど。(ぼそ