─ 玄関 ─
お久しぶりでございます。
旦那様共々、首を長くして来訪をお待ちしておりました。
[こちらもオードリー>>72に対して毎年の挨拶を向けて。
自分の口にも、と言われると、細い瞳を片目だけ、軽く見開く。
その後直ぐに表情を軽い笑いへと変えた]
おや、私はそこまで舌が肥えているわけではありませんよ。
今年はよいワインが出来たようですね。
旦那様もバーンズ様のワインを毎年楽しみにしていらっしゃいます。
私は後程、テイスティングの時にご相伴に与るとしましょう。
[酒の管理の一切は自分が取り仕切っている。
味を知らなければ料理に合わせて出すことは出来ないため、一度は必ずテイスティングを行っていた]