団長さんもご用事で?
それじゃ少し待ってないといけないかな。
[父の視線>>74を追いかけて、自分も聖堂に目を向ける]
うん、今回のは自信あるよ。
こないだ教わったモチーフが上手く編めたの。
[樵の仕事を手伝うのも楽しかったけれど、今は母を手伝うのが自分の役目で、本格的にレース編みを始めたからにはそこで手を抜くこともしたくない。
父との時間が減るのは寂しかったけれど、父が大好きなことは変わらない。一緒にいられる時間は一緒にいられればそれで良い]
でも、ちゃんと作品になるまでは内緒だからね。
[ふふ、と笑って包みを背中に隠した]