― テレーズ宅前 ― それ聞いて安心した。 誰も望まない。 天寿を全うして欲しいと願ってるよ。[年下のノクロ、ミレイユ、ミケルへと順に視線を巡らせて] ――…うん。[弱い色が見えるノクロを撫でようと手が彼の髪へと伸びた。]