[もう随分と前の話だが、仕掛けた悪戯のせいでこっぴどく叱られてからというもの、教会にはあまり近づかない。その時修道士がいたかは覚えていないが、件の老神父だけは優しく諭してくれたので、ベアトリーチェの中では別扱いだったが。というわけで、猫の存在も知らなかった]ねね、こいつ、なでてもいい?かまない?[ちょっとの苦手意識は好奇心には叶わず、修道士>>74に向かって尋ねた。わくわくしているのは傍目にも明らかだ]