[小箱を拾い上げ、添えられたメモ>>60を見る。僅かな間を置いて、へにゃ、という感じで眉が下がった]……ったく。前向きというか、なんというか……。[口をつくのは、呆れを帯びた声での呟き。けれど、天鵞絨に宿るいろは穏やかで]……ありがと、な。[ぽつり、と呟いた後、茶猫とともに部屋に入る。水差しと小箱はサイドテーブルの上に置いて、ばたり、という感じでベッドに倒れこんだ]