─河エリア・上流─Feuerball!![杖を振り上げて振り下ろす。紫水晶から吹き上がった炎は大きな球体となって、迎え撃つ体勢のヴィリーに向かって飛んでゆく]も、ひとつっ。[呼吸を乱したまま、手に握っていた小石も投げつける。河のなかから生まれるように大きな影が立ち上がった]っひゅぅ。はぁっ。…行きなさいっ。[そこで完全に息が上がってしまい、続けて号令は出来なかった。炎球よりかなり遅れて、石人形が同じ場所へと腕を振り上げる]