[それから差し出した手でフォルカーのそれをしっかり握ると、歩き始め]森?それ、たぶん私がきた方、だ。[あの場所に誰か居たのかと、ぱちり瞬き。フォルカーの内心、遠い方には行きたくない事情があるとは知らぬまま近い気配へと向かうというのに頷きを返し]近くにいる人も、しらないとこに来てる人なら、きっと困ってるし。一人でいるの、さみしかったり、こわかったりしたら、大変。[独りの心細さは覚えがあるものだから、と。付近に居るなら合流を急ごうと、手を引っ張った*]