― 保健室 ―[ややすれば春の声>>76が聞こえてきた。ベッドで横たわる友へと顔を向けふっと目許を和ませる]良かった、気づいたか。――…あんま心配かけんなよ。[ぺち、と春の額へと掌を宛がって熱を確かめる仕草]熱はない、かな。ああ、此処は保健室だよ。まだ気分が優れないならもう少し休むと良い。[開けられたばかりの眸を覗き手を離すとそっと身を引いた]