―宿屋 食堂―生死を視る者…は、クロエちゃんの事ですね。[彼女の言っていたことを思い出し。いくつかは自分の中にある知識から補完も出来たので。]確か霊能者、と。他の二つは、占い師と守護者、でしたっけ。[そう加える。最後の、狼に組する者――の記述には、一度二度と瞬いた。]そういう人もいるんですか。[それは知らなかったように、ぽつり呟いて。]