― 裏口付近・台所 ―[そう昨日はつい夜遅くまで眼が冴えていて。裏の台所の使用人らが使うテーブルに、肘をついて…ガクッ]んガッ、はいっ!?すみませ寝てないでますよ?配達ご苦労さ[寝ぼけて声の内容など聞いていない。口元を軽く拭いてから、いつもの配達の顔を思い描きながら慌てて裏口を開けた先にいた、>>4見知らぬ顔に緑の瞳を大きくひらいた。]