ん…ううん、大丈夫。ありがとう、アーベル。[あやすように背に当てられた手>>73に、翠を向けぎこちなくはあるけれど微笑みを向けた。続いた彼の言葉には、そうね、と微かに苦笑して団長に問いを続けるエーリッヒを見た。そういえば、とアーベルが彼を団長の孫と呼んでいたのを思い出したが。]…お孫さんまで、容疑者なんて。[零した呟きは、団長の意思の強靭さに対する驚きと、簡単に容疑は晴れないのかもしれないという不安の色に染まっていた。]