─ ギュンターの私室 ─
[近付いていったその姿は、たとえシーツで包まれていても凄惨さと冷たさを感じさせる。
>>79見ちゃいけないと伸ばされた手に止められて、間近にまで辿り着くことはできなかったものの、生を失くしたその顔ははっきりと見えて]
…昨日、小父様の後から、入ってきた人。
あの人が、言ってたの。
朱き花、って。
[>>76ライヒアルトが示す痣に視線を落としたまま、>>75イヴァンからの問に先の呟きと同じ声で答え。
昨日広間に一緒にいたオトフリート達なら覚えているだろうと、視線を向けた*]