…っぶねぇ、今回は呑まれるわけにゃいかねぇっての。[自分の変化に冷や汗が背中を伝った。一つ深呼吸すると、嫌な汗を拭い去ってから新しい服に着替えていく。昨日仕込んだものも、改めて服に仕込み直して。手には呪印を隠すために黒の指貫グローブをはめた。両手にはめられたそれにも仕込みがあるのは言うまでもない][それが終わった頃だったか、姪の悲鳴が聞こえたのは]