─回想─……伯母さん……みたい、に?[問いの答え。一つ、瞬いた。語られる言葉を聞いて、軽く目を伏せる]っとに、もう。ウチは、ウチだよ。それ以外の誰でもない。それに……夢にすがりつくほど、弱くもないつもり。[やや間を置いて、紡いだのは、こんな言葉]……あんまり嬉しくない経緯だけど、心配されてた、ってこと……か、な。ホントに、ウチの周りは過保護しかいないんだから。[冗談めかした口調で言う、けれど。声は少し、震えていたかも知れない。震えの元となる感情は、正方向のものだけれど]