………あ゛?…っ!![熱風が駆けただけで何も起こらない様子に呆気にとられたが、それは直後に身を襲った。素足に走る鋭い痛み、そこから身体を駆け廻るような熱。身体全体が高熱を発し、視界が揺れる。膝から崩れるように前へとのめり、そのまま地面へと倒れ込んだ]っか、っは…!『リー! 大丈夫であるか!!』[熱で呼吸が荒い。ファンカンも心配して竹筒から顔を覗かせ、伸びてリーの頬を突いた]