─ 翌朝/→個室C ─
[悲鳴を聞きつけ階下に下りると、扉が開け放たれていたのはミハエルの部屋の隣だった。
そのまま中に入ったが人は居らず、窓までもが開け放たれているのを見て、直ぐに窓へと駆け寄る]
ミハエル!!
[窓の外に見えたミハエルの姿に、焦りを交えた声を張った。
そのまま窓に足をかけ外へと出て。
惨状を目の当たりにし、何があったかを知る]
襲われちまったのか…。
…ミハエル、大丈夫か?
[問いかければ、ミハエルの泣きそうな顔>>60が見えた。
問うたのは外傷ではなく、精神的な部分について。
グローブに覆われた右手がミハエルの肩へと置かれた。
ミハエルとゼルギウスとの会話は済んだ後だったようで、内容は耳にしていない]