[アンタもと、フォルカーにかけられた言葉に笑顔を向けて。
相手が導師ならば知らないことはほぼないはずなので、生徒であるだろうと想像はついていたが、気にした様子は見せなかった。
知らないものからすれば自分は子供と変わらない見た目なのだから]
ええ、イレーネと申します。
よろしくお願いしますね。
「わてはヴィターや、よろしくな」
[それから宣言される言葉には楽しそうな笑みを]
やるからにはお互い、優勝目指しませんとね。
フォルカーくんでいいかしら?
[そうトリスタンが呼んでいたので、自分もその名前で相手のことを呼んだ]