[ユリアンの遠い目に>>73もどこ吹く風の体で笑顔のまま。]
それがお仕事だったし、楽しいよー。
ああ、ライン川の帆船沈めてた頃が懐かしいなぁ…。
[どこか懐かしいような、うっとりしたような顔で、元居た世界に思いを馳せて。
それでもすぐに、昔々からは戻ってくる。]
あんまり覚えてないなら、どっかに書いておけばいいのに。
最初の文字だけでも書いておくと意外と忘れないよー。
[とは物忘れが酷い子の弁。
本人は精霊語を忘れる事がないので、その辺りは気にしていないのだが。
多少元気になったらしいユリアンにえへーと笑って、移動する人らは見送った。自分は得意エリアから動くつもりはないらしい。]
それじゃ、湖に落ちた分回収しようかなぁー。行って来まーす。
[そう言うが早いが、湖に飛び込むとすぐに人魚の姿へと変わり――服は自動的に消えた――水精に語りかけ、落し物を探し始めた**]