……まったく。いくら、薬師んとこのがいるとは言え。[広間を見回し、視線を止めるのは、ゼルギウス。それからまた、視線をめぐらせて]……目に見えて体調が悪いのがいるってのに、隔離するとか、どうなんだよ。[ソファに座るライヒアルトを見て、またため息。勿論、言った所で聞かないのはわかっている。『わかっている』、で諦めがつく辺り、多少の嫌気も差すのだが。なお、自分の体調は棚に放り投げているのは言うまでもない]