─────………。[転がっていたのは、紛れも無く自衛団長の、頭。虚ろな瞳のままそれを見詰めて、周囲を見て。再び自衛団長の頭に視線を戻すと、顎に指を当てて、あぁ、と小さく声を漏らした]……そっか、そう、だよね。自分を殺そうとしてる人を、生かしておくはずが無い、か。[とても落ち着いた、納得するかのような声。その様は酷く冷静に見えたことだろう]