[花を刈る。花、といえば、視線は自分の右足に。お話をして、ノクロが撫でる時には、ミレイユから離れていた。だから、動きには、やっぱりすぐには反応できなくて。]…! ミレイユちゃん…![一拍後、慌てて呼び止めようとした。エトとノクロの様子に、ほのぼのし始めていたのも、反応の遅れた理由の一つだろう。慌てて、追いかけようとして、でも荷物が重いので、置いて。]コレットおばあちゃんの、おつかいだから![お願いとか、そんなこといえなくて、小さくなる後姿を慌てておいかけた。]