[人の声に釣られて、広間へと向かった少年は、入口で挨拶だけはしたものの、どうにも所在なく立ち尽くしたままだった。そこへ、新たな来訪者が現れる>>84]あ、管理人さんなら、さっき外に。庭にハーブを採りに行くっておっしゃってました。[相手の探すのが管理人の老婦人であろうと見当をつけて、そう伝える]