―保健室―あ、諏訪。ごめん、ありがとう。今日は雷、くらいすぎて、キャパオーバーしたみたい。[額に諏訪の手があてられ、そして離れた。ゆっくりと身を起こしてようやく一ノ瀬がいることに気付くと、顔を真っ赤にさせ、両の手で覆う。]俺、かっこわるすぎでしょ、いくらなんでも……。わ、忘れて、もらえませんか……。