っていうか、どこまでがシステムどーりなんだろ。[なんだか妙に口が回る。いつの間にか、自分はゲームの中にいるのだと、その前提を作り上げたかのように。] タイムリミットとか、あんのかな。あってもおかしくねーよな。[ぞわり。と、また背に走る悪寒と、反して酔っ払ったように顔は熱い。] だって、じんろーだし。[誰ともなしに呟くように、そんな言葉を零す。出口の見えない状況の模索とは、チープな自己暗示と、さして違いはない。]