……手伝います。[姉の言葉に返せたのは、こんな一言。宿ではなく、自分の部屋でゆっくり休みたいのは事実で。その後のやり取りには口を挟む事無く大通りへ向かい]……え。香水売り、って……あの、ローザって子?[そこで聞かされた話は、余りにも予想外で。何で、と何やってんだ、が交差した。ともあれ、買出しを済ませて帰途へ。道中は、疲労のためもあってか言葉少なく。一人分の料理を持ち、出かけて行った姉が帰るのを待つ事無く、自室に戻ってベッドに倒れこんだ]