─ 前日/集会場 外 ─……うん。俺は、大丈夫。[一部始終を見ていた姉の問いかけ>>66に、一つ、頷き。大輪の朱に気づいた後の様子に、一度目を閉じた]そう。俺、が。[ゆっくりと目を開けて、短く紡ぐ。静かな様子は、どこか感情薄いもの。それでも、エーリッヒの軽口>>45には苦笑を滲ませるなど、そんな所には常の様子も見受けられた。ともあれ、埋葬のために手を開けねば、と。銀の十字剣と手についた紅の痕を拭っている時、何か、疼きのようなものが感じられた]