─ 大広間 ─
[問いに返って来た言葉は懸念していたことではなく]
────………
[問いかけられて>>82、引き攣っていた笑みがゆっくりと眉尻が下がった不安げな表情に変化した]
……なんかもう、よくわかんないよ……。
[ぽそ、と落ちる声。
見知らぬ場所、見知らぬ人達に囲まれて気が張らないはずが無い。
ただ、それが無理をしているのかと言われると、是とも言えず、否とも言えず。
そうして居なければ耐えられない気がしたから、そうしていただけ]
何でこうなったのかもわかんないし、何のためにこうしてるのかもわかんないし…。
わかんないことだらけなのに、どんな態度で居ろってのよぅ。
[どうすれば良いのか分からなくなって、目端からほろほろと涙が零れ始めた]